社長、ジョージ浅井

答えは「リスマルク」でした。その昔全日に参加し、 旋風を巻き起こしたあのレスラーです。分かった方は同年代ぐらいですかね。このマスク は、大田区西馬込にあった「マニアックス」という店で買いました。ここにいた女性の店員がすごくて、 どうせバイトだろうと思い、リスマルクと言わず「あの一番右のやつください。」と言ったら「あ、リスマルクね」 と思いっきり言われてしまいました。普通知らないですよリスマルクは。ちなみに15000円でした。 結局この人、プロレス雑誌のカメラマンと結婚しました。 あとここの店長だったY氏は今レフリーをやってるようです。

昔これをかぶってあばれてた時期がちょっとありました。 大学にはいかなかったんですが、高校時代のタッグパートナー 「フレアー衛藤」が通う横浜国立大学の「プロレスアクションクラブ」に、創始者「タイガー下川」の許可を得て 入れてもらい、「関東学生プロレス連盟(UWF)」に参加してました。 リングネームは「ねじあさいまわし」。
戦歴は結構良く、というかわがままだったのであまり技を受けない選手で、 デビューは87’国際スポーツフェア大会対「赤井カード」戦(逆片エビで負け)。その後多摩センター大会で 「リックフラワー(フレアー衛藤)」を破り、初代YNベビー級チャンピオンとなるも(実はこのベルトうちの工場で 自分で作った物なので初代王者になっちゃいました)一度も防衛できずと言うかする暇が無く(仕事してたので) 王座は返上させられました。しかしマスクマン「ジョージあさい」として再度を王座奪取したのもつかの間 またしても防衛できず王座返上。その後は色々な大会に参加させてもらっていましたが、忘れもしない89’ スポーツフェア大会5月2日、「ねじあさいまわし、きゅうす」対「御飯鈴木、バズーカ中川」で悲劇が起こりました。 試合中に左肘を脱臼してしまったのです。そのままレフリーストップになり医務室に運ばれ、ハイヤーで渋谷病院 にかつぎこまれました。全身麻酔を初めて経験し一週間何もできませんでした。ほんとうにシャレになんなかったです。 で、やはりコリャまずいと思い程よく引退させてもらいました。まあ今にして思えばいい経験をさせてもらったと 思っています。

ちなみに今本物になっている学生プロレス出身レスラーは、結構いるみたいですね。テイオーとか。 あとこれは余談ですが、マニアックスのあった所があの大仁田がFMWを立ち上げた所で、そこで学生と一緒に 練習していた中にTPG(たけしプロレス軍団)がいたそうです。
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